Steam版TRIZEAL

TRIZEAL

「TRIZEAL」Steam版変更点

Xbox360版のTRIZEAL Remixがベースになっているので基本的には同等ですがいくつかの変更があります。
そもそもRemixの意味はTRIZEAL(2004)を作っていた頃とはシステムがだいぶ変わっていたのでコピペしただけでは動かない。EXZEAL(2007)のシステム上で動くように調整したバージョンであるというのがRemixの意味するところです。

・ステージスコアアタック追加
Xbox360版ではおまけで収録したのでそこまでの対応はしなかったのですが、
DC版やPS2版には(確か)あったステージ毎にプレイできる仕様を復活させました。

・PS2版にあったStege4でBGMが変わる仕様を復活
Xbox360版ではPS2版と別に作っていたPC版を元に作っていたので、PS2版で追加した仕様は入っていなかったのですが、(単にそういった仕様があることを忘れていたんだと思う)思い出したので実装しました。

・難易度EASY/VERY EASY調整
オリジナルはゲームセンター版なので、デフォルト設定のNORMAL難易度でプレイされることが多いでしょう。稼働開始してから少し時間が経ってプレイヤーがゲームに慣れてプレイ時間が長くなり、プレイ時間短縮し回転率を上げるため難易度をHARDやVERY HARDに変更されることを考慮して難しめの難易度ではそれなりに調整しています。逆に簡単な方向への調整はあまり考慮していません。EASYやVERY EASYでの運用イメージを持っていなかったからです。かといってちゃんと耐久力等のパラメータは難易度別に設定はしてありますけど、目に見えて明らかに簡単になっているのが分かるようにはなっていなかったので、そのような調整をしてみました。とてもクリアしやすくなっていると思います。
NORMAL/HARD/VERY HARDは変わりありません。

TRIZEALを作っていた頃の難易度についての考え方は、80~90年代に自分がゲームセンターでシューティングをプレイしていた時に感じていた事を元にしたものだったので、2000年以降の多様な人がシューティングゲームを遊ぶ時代ではなくなった頃の考え方としてはどうなんだろうと、今になって思います。ゲームの設計自体をまったく変えたシューティング技能検定のようなアプローチでないと時代のニーズには応えられない。よくよく実感します。

Steam TRIZEAL Remixのページ
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Steam版マイナスゼロ

MINUS ZERO
・チュートリアル追加
Xbox360版では思い付きの勢い、おまけで作って入れたゲームなので内容について説明する必要性は無かったのですが、単独でリリースするにあたってそれではあんまりなのでチュートリアルを追加しました。

・エンディング追加
元のゲームではミスしない限り永遠に遊べていましたが、やはりこちらも単独でリリースするにあたって昔のシューティングじゃないんだから終わりがあった方がいろいろ良い。という事で追加しました。

・曲追加
チュートリアルとエンディング曲が追加されています。DLCのサウンドトラックにはそれ以外のトラックもあるのでチェックしてみてください。

・実績追加
もともと1個しか実績が無くて、それはさすがに寂しいのでいくつか追加しました。

Steam MINUS ZEROのページ
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Steam版シューティング技能検定

ナイス!

「シューティング技能検定」Steam版の変更点

・[1人で検定]のリプレイ対応
Xbox360開発時に対応が難しかった1人で検定のリプレイ対応は、後に作ったゲーセンラブ。版のシューティング技能検定を作った際に関係する処理を作り直して実装する方法は完成していたので、さかのぼって適用しました。

・オンラインゲーマー年齢測定方法がAC版準拠
1.ゲームセンター版では直近256プレイ分の平均値から算出。
2.Xbox360版ではすべてのプレイのオンライン平均値から算出。
Steam版では直近256プレイ分のオンライン平均値から算出し、AC版と同等の計算になるよう変更しました。

・17-80歳の判定を16-80歳の判定に
オリジナルのAC版では計算誤差の関係で、16.5歳だと17歳と表示されてしまう仕様間違いがありましたが(と、言っても作った本人にしか気にしないようなところですが)
後に作ったゲーセンラブ。版で該当の処理は修正していたので、この部分もさかのぼってSteam版にフィードバックしました。

Steam シューティング技能検定のページ
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Steam「Shooting Love 20XX Collection」リリース

sl20xx
「Shooting Love 20XX」コレクションをSteamでリリースしました。内容はXbox360「シューティングラブ。200X」と同等なのですが、収録している4つのゲーム[シューティング技能検定][EXZEAL][TRIZEAL][MINUS ZERO]はそれぞれSteam向けに調整していて、その違いを示すためにもタイトルを変えたらどうかということで、200Xから20XXになりました。それぞれのタイトルのDLCにサウンドトラックもありまして、それぞれ充実した内容になっています。
今回のコレクションは、以前からあったバンドルと違ってパックに含まれているタイトルを既に持っている場合はその分を除外して買えるようになっています。ダブらないようになって、購入しやすくなりました。
Shooting Love 20XX Collectionのページ
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Sky ForceとPocketPCとXIIZEAL

Sky Forceオリジナルは10年ぐらい前のPocketPC版だ。PocketPCとはWindowsCE(Windows Mobile)が搭載されているモバイル端末の事だ。XIIZEALも10年ぐらい前にPocketPC版がリリースされている。当時ヨーロッパでPocketPCが流行っていてゲームの売り上げも好調だったようで、ウクライナの会社からオファーがあった。Sky Forceはその隣の国ポーランドのINFINITE DREAMSが製作している。当時のSky Forceをプレイしてみたいところだが、残念ながら入手するのは難しそう。

PocketPCは機種にもよるだろうがプレイステーションのソフトをソフトウェアで再現出来るぐらいのスペックがあり、当時エンジニアがXScale用のプレステエミュレーターの出来がいいんだぜなんて言っていた。

XIIZEALのPocketPC版はびっくりするぐらい快適に動作して、オリジナルのアーケード版と遜色ないレスポンスでプレイ出来た。いちばんおもしろかったのがペンでの操作。画面上の自機を指す感じで左右に激しくこするとサイドアタックが気持ちよく出せた。まるでペンでの操作を最初から想定して作ったゲームのようだった。

PPC
動作検証用に用意していたPocketPC端末。左からW-ZERO3/Axim X50v/W-ZERO3(es)刺さっていたSDカードが256MBなところに時代を感じる。
当時はこんなでかい端末(W-ZERO3)で電話してるの恥ずかしい!って感じだったけど、10年経ったらみんなこんな大きさの端末で電話してるという。

出来がよかったのでもっと広めようと思って、W-ZERO3の通信会社に行ってプリインストールしませんか?って話してみたら、エンジニアの人はこんなゲームが動くんですねってテンション上がってたけど、実現はしなかった。その頃任天堂DSもあったので京都に行ってペンで遊べるシューティングゲームあるんですけど、出させてくれませんかね?って言ったところ、こんな常時こするゲームはあかんですわ。そんな事言われました…
確かにそうだ。壊れちゃう。

ヒロシ&
ゲームセンター版は、いかに要点でレバーを振りまくれるか、体力も酷使する前のめりなゲーム。PocketPC版はレバー操作の新しさを味わうゲーム。
Steam版はコントローラーの他キーボード操作にも対応している。←→キーを巧みに連打してサイドアタックを繰り出すのもまた楽しい。キーボードで遊ぶシューティング、ホビーパソコン世代には懐かしい。

そんなXIIZEALのPocketPC版はリリースまでに時間が掛かり、PocketPCの人気が失速してSymbianやBrackBerryの様な文字入力に最適化された端末に人気が移りiPhoneまで登場する頃のリリースだったのでタイミングが悪かった…
今と同じでモバイルデバイスの環境変化のスピードはとても速い。

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PocketPC版発売当時の宣伝マンガ

PocketPCのシューティングゲームが10年経ちAnniversaryを冠してSteamで再び同じプラットフォームに並ぶのは、なんだかちょっと感慨深い。

XIIZEAL Steam商品ページ
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Sky Force Anniversary Steam商品ページ
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XIIZEALのXbox360版は[Shooting Love 10th Anniversary – XIIZEAL & ΔZEAL -]

Steamでもシューティングゲームをしようじゃないか(Sky Force Anniversary編)

Steam版XIIZEALの開発を始めるにあたって、そもそもどんなゲームがリリースされてるかもよく知らない状態だったので、Steamのゲームがどのような仕様で作られているかを知るためにいろんなゲームを体験してみた。もちろんシューティングゲームも。

 ゲームセンターのようなシューティングや家庭用ゲーム機向けのシューティングはあまり種類は無いが、それと比べるとジオメトリウォーズの様な左スティックで移動右スティックで任意の方向に攻撃といったスタイルのゲームはよく見かけるが、そもそもFPSではないシューティングがうまくジャンル分けされておらず検索性が悪いのでなかなか網羅しにくい。好みのゲームを探すこと自体がゲームになっている。そんな感じで不意に目にしたゲームがSky Force Anniversary。当社もShooting Love 10th Anniversaryってタイトルのゲームを出していたので親近感を感じつつプレイした。

 ショット連射速度が固定だったりオブジェクトの動きが全体的に緩めなところがスマートフォン由来のゲームな印象。(本作はiOS/Androidに出ていたゲームのPC向け調整版)
しばらくゆったりとしたゲームが、アイテムを集め自機をパワーアップするする事が出来るようになってくると様子が変わってくる。同じステージもパワーアップ後にプレイすると敵全破壊やノーダメージといった目標達成が絶妙な難易度で味わえる。

 序盤は彩京ストライカーズや東亜プラン的な雰囲気が徐々にCAVE的な要素が入りつつ隠し味でどこかのシューティングで聞いたような効果音が流れてきたり。それに限らずいろんなシューティングゲームを研究しそれをうまく吸収して絶妙なバランスに仕上げている。とても愛を感じる。

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美麗なビジュアルが素敵

iOS/Android版もやってみたが、携帯端末に自分が慣れていないだけかもしれないが、PC版の方が断然面白い。というか、別物だ。携帯端末向けの縦長画面から最近のPC向けワイド横画面にアレンジされているのだが、まるで元々ワイド画面用に作られていたかのように敵や敵弾の速度、自機速度や背景のスクロールバランス等がとてもいい。ワイド画面向けに作られた縦シューティングとして初めてちゃんとしたものを遊んだ気がする。大量の敵弾/オブジェクトやスクロール速度でごまかしていないところがまた凄い。オブジェクトの出現数が8bit時代のゲームの様に少ない局面も多いのだが、そういったときによく起こるスカスカな印象を感じない。次の敵出現やゲームの目標といった緊張感を持続できるようなゲームデザインがなされている。

 まとめると、シューティングゲームが好きなSteamユーザーでありながらSky Force Anniversaryをプレイしていないなんて、もったいない。って事だ。


Sky Force Anniversary のSteam商品ページ
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Xbox 360コントローラーで遊びやすいよう調整されているのでぜひ使おう!