Xbox 360 シューティングラブ。10周年 『開発こぼれ話』その13『XIIZEALからTRIZEALへ』その1

業務用デルタジールとトゥエルブジールの開発が終了し、次のプロジェクトはドリームキャスト互換業務用基板NAOMIを使用する事になった。それまでトライアングル・サービスは個人事業であったが、NAOMIを使用する為にはセガと法人対法人の契約をする必要があった。法人で無くてもゲームを出せていたのでそのまま継続出来れば良かったが状況はそれを許さない。ゲームセンターに自分の作ったゲームがひとつでも置かれると嬉しい。その希望は叶ったが、まだまだやりたい事があったのでゲームを継続する為、会社を興すなんてめんどくさい事はしたくなかったが腹くくって法人化したのだ。2002年10月の事である。今回のソフトに付いてくる取扱説明書背表紙の写真が当時の事務所の様子を写した貴重な一枚だ。あれ以外の写真は残っていない。早いものであれから10年経ったのだ。初心を振り返る機会として『Xbox 360 シューティングラブ。10周年』プロジェクトは良いものだった。

さて次のターゲットがNAOMIに決まり、時流に沿って3Dポリゴンのシューティングを作る事になったが、大問題。僕は数学を知らないのだ。
中学・高校と授業はもちろん有ったが、まったく興味が無かったので授業中はずっと小説を読んでいた。高校になるとそもそも授業に出席しなかったりだ。
いざ3Dのゲームを作るかと資料を見ると、知らない記号の並んだ数式がてんこ盛りなのでちんぷんかんぷん。どうしたものか。
math
読み方すら知らない記号が並ぶ